熊本豪雨から1年

昨年の熊本豪雨から1年です。熊本県全体で65人の方が亡くなり、住宅被害は7400棟にも及びました。その中でも、特に被害が大きかったのは球磨・人吉地域です。球磨川沿いを走る鉄道(JR肥薩線)や国道(219号線)は、復旧の目途もない状況です。
球磨・人吉地域経済の中心である人吉市では、市内976事業所で再開できたのは63%の619事業所のみ(人吉商工会議所調査結果)。コロナ禍も加わり、飲食業を中心に60事業所は廃業したか廃業予定となっています。国からの補助金の支給も遅れており、廃業する事業者は更に増えそうです。
写真は、市内中心部にできた仮設商店街で、こうした復興に向けた取り組みも行われていますが、かつての賑わいが戻るには相当長い時間を要しそうです。
私は縁あって、4月より週3日程度、球磨・人吉地域の事業所の支援活動を行っております。
球磨・人吉地域には、素晴らしい中小企業・小規模事業者が多数あります。コロナ禍+水害のダブルパンチですが、そうした事業者が廃業とならないよう支援して参ります。
熊本市内から片道100km弱の移動で、還暦を迎えた身体には結構厳しいものがありますが、球磨・人吉地域の復興支援に少しでもお役に立てるよう頑張ります。
球磨・人吉地域の産業の中心は、やはり観光業です。コロナ禍が落ち着いたら、是非、多くの方にお越しいただきたいです。温泉に浸かって、おいしい料理と球磨焼酎、最高ですよ。お勧めのゴルフ場もあります。皆様のお越しをお待ちしております。